ダイナマイトソウル

イギリスがEUを離脱する
ローマ帝国時代からヨーロッパは戦いに明け暮れていた
イギリスにもローマ時代のローマ兵の靴が出てくる
第二次世界大戦まで戦争による被害があまりにも大きかった
それまでの不毛な戦をやめ自由に行き来し通貨も同じにしようとなったのである
その理念を目先の利益だけで判断してしまった
話し合うのは時間も労力もいる
エネルギーも相当使う
短い文だけでやり取りするツイッターの影響かもしれない
残留するにはEU発足時の理念とそれまでの歴史までさかのぼらなければ説明がつかない
140字までのメディアでは無理だろう
或いはそういった教育はなされていないのかもしれない
世界的に観て(日本も)短絡的になっているように感じる
この日本でも自分たちのことを信じなさい、がたがた言わせない(特定秘密法案)、文句があるなら選挙に勝ってから言えとか
アメリカでは銃乱射事件に対して銃を持って撃ち返していればもっと美しい景色が見られた
などと言う公的な人もいた
もうみんな面倒くさいのかもしれない
自分を振り返っても喧嘩せずに上手に人間関係を築くのは大変だ
バンと机叩いて退席すればどんなにか楽である
が、私達はエネルギーを使って話し合い日本中も世界中の国々ともうまく付き合わなければならない
理想や理念を忘れずに
ダイナマイトソウル
JAMES BROWNを見てきた、こちらはドキュメンタリー
前回の同名の映画製作時に集めた資料を編集したのかも
あらためて彼はすごいリズムを持っていた
歌の合間に振る頭がビートを感じさせる
踊りも軽快ですでにムーンウォークらしきことまでしていた
このリズムのスピード感はCHARLY PARKERやJOHN COLTRANEといった黒人プレイヤーと同じで特別なものだ
マイケルジャクソンよりもビート感があるしスピードもあるような気がした
なんとミックジャガーのプロデュース、インタビューもたくさん
もとメンバーやクリスチャンマクブライド(ベーシスト、主にウッドベースでジャズ)のロングインタビューもある
彼はジャズベーシストだと勝手に思っていたがあの感じではアメリカ黒人音楽全般に詳しそうだ
JB来日時見に行った
前座のバックコーラスのお姉さん達が歌を歌いパフォーマンスした
すんげーナーと驚いた
しかしJB登場し第一声を発した途端ぶっとんだ
そうだ、リズムが全然違うのだ
格が違う
その時の感覚と同じものを感じた