ミュージックス

ミュージックは数えられない名詞なので複数形はあり得ない。
などと言ってはいけない
徳丸吉彦という人(芸大出の教授)が記したミュジックスとの付き合い方という本を注文した。
副題に”民族音楽の拡がり”とある。
多用な民族音楽を複数論じるとなれば冒頭のミュージックは単数形ではいけない。
以前にも触れたが民族の大移動に伴ってそれぞれの地域で音楽が発展した。
アフリカ、中東、アラブ、インド、中国、韓国、そして日本まで。
はたまたヨーロッパ方面はイタリアで奇跡のドレミファソラシドが生まれアイルランドのペンタトニックスケールまで。
(途中のハンガリー変拍子が多いことで知られる、司馬遼によるとハンガリーのハンは遥か東のフン族のフンから来ていると。)
(つまり漢民族にとっての蛮族のひとつが騎馬民族フン族騎馬民族は馬の動きによって3拍子が多く含まれる)
その後アフリカ黒人が南北アメリカに奴隷としてつれてこられ、ブルース、R&B、R&R,JAZZ,ラテン(ルンバ、チャチャ、マンボなど)、サルサ
ボサノバ、サンバ、メキシコラテン、アルゼンチンタンゴなどが生まれた。
やはりこれだけを見ても複数形はまちがいなさそうだ。
なお、中近東には民族音楽レベルですでにブルーノートを使って演奏していた。
ドミソと鳴っている中でミのフラットを平気で歌う、その不思議なサウンドを多用なアメリカ人が最初にグーと行ったのだ。
懐の深かったアメリカ人は世界中ではじめにROLLING STONESをイイと言ったのでした。
今から本の到着が楽しみだ。
さて本日は五十嵐正剛&ハードバップスで彼の地元の福生でライブ。
フル装備でお出かけ。
ちと大変かも。
一昨日又手いれしてもらったイタリア女の調子はどうだろうか。
頼んでおいたピエゾピックアップの再装填と駒の曲がりを直してもらった。
相変わらず手間暇のかかるイタリア女です。