シンチャン

珍しく幼馴染みのシンチャンから飲みのお誘いがあった。
OKOKOKと返事をして荻窪で待ち合わせ。
その昔まだシンチャンのオヤジさんが存命のころこの”カッパ”を紹介した。
オヤジさんはとても気に入り100本おみやでと注文したらしい。
周りの他の客はえらい迷惑そうだったと。
その”カッパ”で乾杯をしビールと老酒をレバー、タン塩、かしら、ひも、トロ、お新香などで。
2軒目はシンチャンの荻窪高校の先輩がやっているIMAGINEというBARへ。
まずはギネスのハーフ&ハーフ。
どんな店行こうが誰がいようがシンチャンは”BEATLES”の話しをたくさんする。
そればかりといってもおかしくない。
私も負けじと自論を披露する。
最近クラプトンを見に行ったが全然よくなかったとシンチャン。
ジャージーで現れ何曲かヒットソングを歌い弾いたが、あとは弟子のギタリストに弾かせて、アンコールも短く寂しかったと。
完全になめられている感じだったと。
それに比べてポールはまったく違うと。
”ポールは長い間世界中を回って日本人の良さに気付き、日本のオーディエンスをリスペクトしているんだよ”と私。
”しかも3時間唄い続け全くおかしいところがない、完璧な歌と演奏だった、あれには参った。”
そんなこんなで3軒目は鳥屋でどいうわけか”もつ鍋”に黒霧島のロックを。
しかもモツも野菜もおかわり、麺、ごはんまでたいらげて。
もう完全にBEATLES三昧。
店の女将さんも呆れていたぐらいだからよっぽどだったんだろう。
来月新築した彼の自宅でパーティーをするという。
仕事が入らなければ行くからと約束して、右手をひらひらさせて帰った。