W杯ラグビー

南アフリカ戦は再放送のBSNHKで全部観た
感動した
まったくもってよくやりました
最後のトライ選択も時間との戦いの中劇的なサヨナラ勝ち
野球でもあまりない本当に劇的幕切れ
タイミングよくNHKでは五郎丸の特集番組を再放送で見た
キックをする前のル―ティンに徹底的にこだわり、蹴ることだけに集中できるようにするための儀式だ
185センチ100KGの体
こんなに大きいのにポジションはフルバック
まるでフォワードの選手のようだ
この”アスリートの魂”という番組もよくできていた
彼のキックを分析した山形大の瀬尾教授は
”初速はロベルトカルロス、球の回転はベッカムなみ”の奇跡のキックだと
昨晩のスコットランド戦はターンオーバーされて20点以上放された段階で寝ました
前半の五郎丸の2回のぺナルティ―キックをはずした時点で負けを意識してしまった
あれが両方ともきまっていたら同点だっただけになんとも
見た目には五郎丸のル―ティンが少し早目だったように見えた
蹴ることに急ぎすぎていたようにも感じた
”これがWカップ”というプレッシャーが心の隙間に入り込んでしまったとしか思えない
それと前半試合開始直後のパント処理に主将のリーチマイケルが3回も同じようにノックオン
せっかくの陣地回復の権利を放棄し、尚且つ自陣での相手ボールでは、天と地の差
解説の大畑氏は上空の難しい風の判断が出来ていないとかばっていたが、スコットランドはそのようなミスはなかっただけに開始早々に”なーんだ日本はたいしたことない”と思われてしまったんじゃないか
その後もプレイがあたふたしているように見えた
焦るなとは言うのは簡単だがなかなか国際試合では思うようにはさせてくれない
あとは大人と子供の試合のようになってしまった
同点、ミス無しで後半に持って行けたら展開がちがっていただろうと思う
格闘技であるラグビーはなおさら精神面の影響が大きい
やられるかも、と感じているのと、たいしたことねーよと思うのとでは如実にプレイにでてくる
野球でも大谷君のストレートがいつも162KM/Hで投げられるわけではなく、ウサインボルトも常に9秒5台で走れるわけではない
しかし肝心のところではミスしないのだ
たとえ100分の1秒差でも勝つのと負けるのではおおきな違い
しかしながらしばらくぶりにラグビーを堪能させてもらった
次回のサモア戦も絶対見るぞ!