なでしこ・テレサ・MUGEN

W杯第二戦対カメルーン戦観た。
とにかく勝ってなによりだ。
しかしその前のスウェーデンアメリカも面白かった。
こちらは引き分けで勝ち点1ずつ。
白人の選手は見るからに大きく強そうだ。
そしてどんどん前へ進んでくる、というか突進してくる。
普通長距離を走る選手は胸などペッチャンコなのに彼女等は体全体に肉がついている。
恐るべし、あれで90分走り通してしまう。馬力。
その上を行くのが黒人だ、あのカメルーンのFWの選手がトップスピードで走ると日本の選手は誰もついていけない。
どころかどんどん突き放されていく。
思えばスポーツのトップの大半が黒人だ。
水泳は近年少しずつ黒人が出てき始めた。
100M自由形で黒人選手が優勝したのはバルセロナ五輪だったか。
アメリカでは人種差別のためプールに黒人が入れない時代が長かった。
サッチモも黒人専用のトイレ、レストラン、ホテルであったことを思えばつい最近の話だ。
黒人の活躍はスポーツだけではなく音楽ももちろんだ。
かつてアフリカが暗黒大陸などとよばれていた時代、奴隷商人によって大勢のアフリカ黒人が南北アメリカに連れてこられた。
おおざっぱに言って、北アメリカではBLUES、GOSPEL、JAZZ、R&B、などが生まれ、中南米ではLATAINが(SALSAなど、AFRO CUBANから派生したリズム形態)ブラジルではSAMBAが生まれた。みな黒人の関与した音楽だ。
その特徴はすべて黒人のGROOVEにある。
さきほどのプールの話しでは余談がある。
黒人の筋肉の比重はだいぶ重たいそうだ。従って水泳には不向きだとも言われている。
ところが陸上では圧倒的にに優位性を発揮している。
先日見たJBのもつエネルギーや瞬発力、野蛮さ動物的動き、カメルーンの選手を見ていてこりゃ同じだと思った。
比重の重たいものが早く動くとどうなるか、そこでうねりのようなものがうまれ継続していく。
スピードがあって重たい、これが黒人のリズムの本質だ。
相反するものが同時に存在するというリズム、これが今や世界中の音楽産業の基本になった。
2拍4拍でスネアドラムを叩くというやり方は黒人が最初だ。
今世界中のアイドルの歌は皆これだ。
かつてアフリカのモリカンテは、サウンドアメリカ寄りになってなぜ悪い、俺の生活がかかってんだぞと。
夜、メモしておいたのでBS JAPANテレサテン メモリアルコンサートのON AIRを見た。
歌手の隣に映る私の顔はずいぶんとデカカッタ。
ちゃんとヘッドフォンで音もチェックした、問題ないどころかイイ音していた、イイリズム、イイグルーブでした。
後半はあの顔は半分寝てましたね、顔半分がおでこでしたね、ヘッドフォンをしてるその下にもちゃんと髪があるんだぞっと。
そして
今月の銀座MUGENジャズライブは22日(月)
いつものメンバーいつもの時間でお待ちしています。
そうそうピアノは袴塚が休みで、森田潔くんです。
久しぶりなので楽しみです。
みなさんも楽しみにお越しください。