セッション

映画セッション観てきた。
新宿コマ劇場跡地にできた新しい商業ビルの3階にある東宝シネマ。
コマの時も東宝会館が隣だったし劇場の階段には東宝衣装部の箱がいくつもあったっけ。
その東宝である。
なんかこの映画宣伝文句とはだいぶちがうなあ。
脚本も少し分かりずらい。
大目に見てもシロ―トの俳優がベースを弾いたまねしてる。
リハーサルの俳優さんはまだましだったが。カーネギーホールの最終コンサートの黒人ベース弾きは大写しになるのに左手人指し指一本で弾かれてもなあ。
もう少しなんとかならないものか。
映画の中ではシビアに音楽の修練をテーマにしているのに、とんでもない落ち度。
ピアノの部分はうまく映像化していたのを考えるとなんとかなったと思うが。
ドラムのアンドリュー君7拍子の曲では体動かしてノッテもらってもなんだかなあ。
管楽器はともかくもベースはすぐにばれてしまう。
ぴんから兄弟がテレビで歌いお兄さんが隣でギターをワンコード(Am)で一曲弾き通してた。
そんなことを思い出しながら観た。
あれ?ジャズ叩けなければロックでもやっていろじゃなかったっけ。(映画の中で言われるセリフ)
この映画は何を伝えたかったのか?
たしかにチェロキーは早いしこれ以上早いのはほとんど聞いたことがないがテンポ400は言いすぎでしょう。(GIANT STEPSも超早い)
たしかにMORE PRACTICEは耳に痛いが。
ただバディリッチはやはり素晴らしい。
久しぶりに耳にした。