イタリア女がぶっ壊れた

昨日11時半入りで草月ホール
ちょいと早めに11時頃着いた。
愛器をセットし持ってきたヘッドフォンを差し電池を入れ指ならしでもと。
がしかし、うんともすんとも言わない。
顔見しりの親切な音響さんが寄ってきてどうしたの?
ピアニストはゆっくりでいいから、一旦帰ってウッドベース持って来いと言う。
リハーサルが出来ないうえ本番初見になってしまう。
時間がない。
電池カバーをはずし、プリアンプ部分をはずし、分かった。
電池カバーの裏の配線が取れている。
この楽器はその都度電池(9Vの四角い電池)を入れて使用するようになっている。
そのカバーが出し入れの際動く、つまり針金を何度も折り曲げていると、やがて切れるのと一緒。
動く部分の線が切れた。
音響チームの工具箱が登場し、配線のハンダ付けとテスターで電流チェックをしてくれて完了。
それでもなんだかんだで小一時間かかっている。
イタリアのすることはこんなもんだと口ぐちに言う。
この辺の細かい心使いはやっぱ日本か?
ただでも暑いのに大汗かいた。
前日にこんなことになったら大変だった。
道具もなければ工具もなく手先の器用な奴もいない。
それにしてもこの楽器トラブル多いな。
まるで手のかかる女のごとく。
一度メンテに出したいが、専門家がいなさそうだし、ハイOKとなにもしないで帰ってきそうだしなぁ。
輸入元の黒沢楽器へ行ってクレーム付けて来ようか?
外部電源だけ見つくろってもらって、早く安心して弾けるようにしないと。
関係ないけど新型人工衛星も発射できなかったし、めげずによりよい物にしましょっと。