沙羅ちゃん

スキー女子ジャンプの高梨沙羅ちゃんは16才にして世界一。
まだあどけなさの残る彼女は涼しい顔して世界最強のスキージャンプ選手になった。
悩み、悲壮感、重圧などかけらも感じさせない。
だからものすごく、カッコイイ。
私は以前このブログにも書いたが、スポーツ選手は、無条件で尊敬する。
それはスポーツをある程度経験したことも要因としてある。
どんなスポーツにもその修練上、人間工学的に言っておかしなところがある。
それを超越した人にだけ得られる解放感があると考える。
例えば、先日のマラソンで優勝した川内優輝はレース後のインタビューで”やっぱりマラソンは楽しい”と。
1キロを大体3分、だから100メートルを18秒で2時間8分あまり、走り続けるのだ。
私は、正式な陸上記録を持っている。
前にもふれた中学放送陸上大会の杉並区予選で、100M11秒8、200M23秒6、標準記録をどのくらい超えたのか定かではないが、記録を残さないと大会には出られない。
この記録は当時かなりイイ感じだったと記憶している。
200Mの練習はきつい。
10本もやらされたときは、けつの筋肉が骨からおかしくなり、じっとしていられなくなる。
何かにつかまりたいような、どこを押さえればいいのか、下痢を必死にがまんしているような。
だからずっと歩く、そうするとしばらくしてよくなる、そしてまた走れる。
いつの日か、走り方が少し分かるようになる。
そして体の使い方や筋肉への意思の伝達などが、少しずつ出来てくる。
アスリートのみなさんガンバってください。