エスぺランサ スポールディング

以前この項で紹介したことのあるエスぺランサ。
おそらく今世界で一番油がのっている音楽家の一人。
CONPOSE、ARRENGE、SING WITH PLAYING ACCOUSTICBASS
とても才能豊かな女性である。
バークリー音楽学校で優秀な成績でいて、もう音楽は止めようとしていた時パットメセニーが特別講師できて、こんなすばらしい曲を書けるならやめる必要はないと助言して、現在の活躍に至っている。
たしかに非凡な才能を持ち、BASSISTとしても一流だが、そのBASSLINE&RYTHM&MELODYLINEを書きだすアイデアなどはどこから出てくるんだろう。きわめてジャズ的でありきわめてポピュラー的でもある。
あのBODY&SOULを5拍子にアレンジし弾き且つ歌い且つアドリブソロまで弾いてしまう。
そのエスぺランサが来月来日し渋谷文化村オーチャードホールでライブ。
本日コンビニでチケットゲット。
ブルーノートビルボード、コットンクラブなどのライブハウスでなくてよかった。
19時開演、ホールならギリギリに入ればいいし、わざわざ予約券取りに行き、再び1時間前に行き待つ、それがない、しかもチャージや飲み代を払わなくて済む。終わればすぐに帰れる。
従って安く済む。
彼女を連れて音楽を楽しんで楽しい夜をお過ごしください、的楽しみ方とまったく違うので、ホールだと助かる。
楽しむのは間違いないが、その個々のプレイもさることながら、使用機材、アタッチメント、サウンドのトータルな出来上がり、グルーブのパターン化、グルーブの分担、和声の音楽的背景、リズムに対するアプローチの仕方、はたまた音楽的思想などを考察する。
それによって自分の考えていることとの違いや時限の差などを体で感じられる。
こんな機会はめったにない。
私が見たいままでのBASSISTたちの最後の一人になるかもしれない。
彼女以降男女にかかわらずBASSISTのすごいのはまだ知らない。
ジェフべックのところでぶりぶり弾いているカワイ子ちゃんもいるが見たいとまでは思わない。(タルウィケンフェルド)
エスぺランサがどんなライブをしてくれるのか。
今から楽しみ。