アニタ オデイ

1958年の映画”真夏の夜のジャズ”における真昼間、アニタはスゥィートジョージアブラウンを歌いこんでいく。この曲は比較的簡単なコード進行でできている。がアニタはこの曲を解体し別個のメロデイーをつけ歌にしていく。徐々に聴衆も曲を理解し始める。そして一聴して何かわからない急速調の曲を始める、どうやらテイーフォートゥーだ。これもアニタは解体し再構築し別個のメロデイー歌う。リズムもばっちりだ。派手な帽子とおそろいの衣装実にセクシー。やがて聴衆を自分のうたに引き込んでしまう。私が6歳の年のアメリカの最先端の音楽がここにある。私も若い頃にこの映画を見ているはずだ。しかし何も分からないでいたらしい。今なら分かるが遅すぎることはないのか?
無茶苦茶ちゃんとしている。水準の高い音楽がある。60年も前だが。ここまでやらないとジャズシンガーとは言えない、らしい。恐るべしジャズ。
SIB沢君がギター持って来てくれた。
軽くて弾きやすい生ギター。
以前は日がなギターを鳴らし曲を紡いでいた。
オリジナルなサウンドを求めて。
いくつかのコードサウンドを見つけた時の喜びは大きい。
まだまだオリジナルをやりなさいと彼は言っているのかもしれない。
さてさて今月の赤坂トナリテは15日(日)の予定です。
出演は例によってMC&VO 水樹レイ GENTLE NOTES
いつもの時間いつものメンバーでお待ちしています。