ノーキーエドワーズ

ノーキーエドワーズが亡くなった
82才だそうだ
言わずと知れたベンチャーズの初代リードギター
あのテケテケサウンドの生みの親だ
高校時代弘太郎は一番影響を受けたのはベンチャーズだと言っていた
確かにノリの大きな解き放たれた、且つきれいなギターサウンドだった
憧れるのも無理はない
又エリントンの名作CARAVANをアレンジしてやっていた
それがジャズの曲だとその時に知った
不思議なスケールの難解な曲というのがその当時の印象だ
(今でもライブで時々リクエストで演奏している、勿論ジャズバージョンで大体早いテンポで演奏することが多い)
あの時代にとてもクリアーで太いサウンドを弾いていたのはすごい!
チェットアトキンス、レスポール、などとジャズのギタリストなども聞いていたんだろうと推測する
同時代にスプートニクスやANIMALSの朝日の当たる家のギターサウンドなどもあった
どちらも一級品のギターサウンドだった
その後ロック、ブルース系のチョーキングビブラートサウンドなどが主流となり皆一気にそちらに傾倒していった
720などという朝の番組にエリッククラプトンがロン毛で出てきて”THIS IS WOMAN CRYTONE "などと言いながらチョーキングビブラートをきめブルーススケールを弾いたのを見た
カッコイイ!
(後にクラプトンはB B KINGのコピーだったことがばれるがBBとPVなども作っている、BBKING BLUES SESSIONではクラプトンはぼろぼろになった、製作費はクラプトン持ちだろう)
そして弘太郎もチョーキングビブラートへと移行した
当時チョーキングしてビブラートをかけられただけで”WOW”となった
なかなか柔らかい弦がなく皆大変そうだった
中には2弦から一番ずつずらしてげんを張り(つまり2弦は1弦3弦は2弦という具合)今で言うライトゲージもどきにして弾いていた人もいる
ジミヘンは半音下げてチューニングして弾いていた
すべてチョーキングをコントロールしたいがため
その弘太郎はサイケデリックに塗りたくったおんぼろギターを掃除道具箱に突っ込んでいていつでも取り出して弾けるようにしていたっけ
ノーキーエドワーズの訃報をみてそんなことを思い出した