だいぶ良く

だいぶ良くなりました。
治療前と比べて圧倒的に違うのはウンコ
とても65才の老人のとは思えないほど量、形状、色合いなど素晴らしい
63、5キロまで落ちていた体重もほぼ65キロまで戻り一段落
山宴会の時に”かつては100M11,8秒で走った”と言ったら半世紀前だろ!
などと言われてしまった
が、そのうち膝痛も克服して走れるつもりでいる
家で床に伏している時に坂本龍一村上龍との公開レターというのを見ていた
二人とも私とも年がかなり近い
二人とも世界を股に活躍する日本人の中の一人である
私は性格上かなり細かいので気になる部分が出てくると気になってしょうがない
村上はキューバ音楽を聞いちゃうとジャズもロックもサルサもレゲエも聞けないと何回か書いている
確かにキューバ音楽は華やかな響きとラテンのスピード感を持った素晴らしい音楽だ
しかし私は反論したくなる
彼はエデイーパルミエーリを聞いたことがないのだろうか
わたしの聞いてきた限りにおいてスピードはもちろんフリー感覚を伴ったモダンなサルサ
しかも何人かいる歌手が同じステップで踊りまくりパーカッションを叩きまくりそして歌う
実に野蛮で洗練された音楽だ
是非ともエデイーパルミエーリを聞いてほしい
そしてテンポ的にレゲエは遅く聞こえてしまうが中南米のアフリカ起源のリズムであることには変わりがない
アップビートの2ビートである
リズムのとらえ方は一緒なのだ
坂本に関しては彼の実績、世界的評価は疑う余地がない
芸大の作曲科を首席で卒業してすぐにスタジオミュージシャンになったぐらいの優秀さ
しかしわからないのだ
彼の作り出す音楽が分からないのだ
大ヒットしたYMOにしても全然わからないのだ
ましてやオーケストラで奏でる彼の映画音楽も分からない
ラストエンペラーを劇場の大画面で見たときはそれなりにグッと来たかもしれない)
そして彼の打ち込みで制作したコンピューター音楽はもっとわからない
化粧して忌野清志郎と共演したMUSIC VIDEOもまったくわからない(二人でキスまでする)
確かに時代の変わり目を巧みにすり抜けてヒット作を作るのは天才かもしれない
ただ彼の音楽は何もわからない
凡人と天才の差かも
すんません