また勝手なこと言う

いつもながらの勝手なことを言う
画家長谷川利光を知った
放浪の画家
真実だけを描くと自身に誓った
その人も絵も少し悲しみを包み込んでいるような独特のものだ
49才胃がんで亡くなるまで自分の絵をその日の糧にし生きた
壮絶な人生
だが悲壮感はない
安来節の女性を描いた絵はなんだかいきなり高音で歌いだしそうな緊張感があった
行きつけだった神谷バー電気ブラン飲み干しながら書いた店の絵もにぎわいの中に悲しみを感じるのは私だけだろうか
突然
ソロCDを出したライブ音源が聞きたくなってMDプレイヤーを探した
MD全盛の時代が終わりその後必要に迫られて再生だけのものを買った
資料をMDでもらうことも多かった
見つかりました
充電はできないもののちゃんと動いた
MDのケースには2006年8.7青山マンダラとある
その頃の私に少し出会えた気がする
一人で作詞、作曲、編曲、メンバーの選定スケジュール調整、会場の押さえ、スタジオの準備、友人への連絡、PAのエンジニアの押さえ等
ほんとによくやっていたなー
HIPS,といいソロといいその後について少し考えている
まだなにかたくらめそうな?