風薫らない5月

すがすがしい風に吹かれて新緑のもとで過ごすというのが5月。
しかし夏日を越え炎天下の下バーベキューどころではない。
死んでしまいます。
せっかく誘ってもらったんだが。
我が家ではスモークポッド遊びに飽きた息子がフードプロセッサーを購入。
冷凍庫の半分を占めていた鹿肉を調理するという。
いつもの鹿ローストに加えミンチにしてハンバーグにするという。
私は出されたものをおいしくいただくという楽な状態。
ついでにビールの泡を生並にするすぐれものも手に入れた。
(超音波で揺らして泡を細かくするらしい)
その生ビールと鹿肉でたっぷり堪能しました。
鹿を山で仕留めてから口に入るまでの気の遠くなる時間に思いをはせながらいただきました。
(ここ数年彼は山で猟をしている、その手伝い賃に鹿や猪の肉をもらいうけている。)
一年で一番すがすがしい時に夏がやってきて冗談ではなく夏が5カ月もあることになる。
気になるのはオリンピック。
ラソンは本当にできるのか?
コースにミストを設置して走りやすくするとかいっているけど。
真夏には朝の最低気温が30度なんてこともある。
まえの東京オリンピックは10月。
雨や台風も少なくいい気候故に選ばれた。
FIFA、やアメリカがそうは問屋がおろさね―と言っているとか。
10月10日は少し前まで体育の日だった。
できれば涼しい秋に全力を出せる状況で選手にやらせたい。
それよりリオは無事オリンピックできるのか?
リオはえらいことになっているじゃない。
無事に開催されトラブルもなく閉会できるといい。
”ミュージックスとの付き合い方”が届いて読み始めた。
実に面白い。
民族音楽レベルでの人間の作った音楽という視点で書かれている。
日本の伝統音楽にももっと目を向けるべきなのにと少し怒ってもいる。
音楽は今や記号として音の高低、時間、音色を設定すればCPでも簡単にできる。
しかし日本の伝統音楽は口承伝達により受け継がれてきた。
譜面的なものはあるが多くは”間”や抑揚、息使いを口移しで伝える。
時間がかかる。
コンピューターでというわけにはいかない。
なんにしても音楽は時間がかかるのです。