あらためてレイブラウン

ここんところソニーロリンズばかり聞いていた
ベースはダグワトキンスだったりヘンリーグライムス、若かりしニールぺデルセン
随分刺激を受けた
アプローチも変えてみた
特にヘンリーグライムスと若いぺデルセンにはない物ねだりで大いに気に入った
そして暫らくぶりで大好きなピアニスト、シダーウォルトンを聞いた
参った
シダーウォルトンのバッキングの時のレイブラウンは本当にすごい
イデア、低音からハイポジまで実にカラフルでソウルフルである
いつも張りたての弦の音がする
やる気満々のベースランニング
一緒に演奏したプレイヤーからは常に絶賛されていた
このシダーウォルトンは特にレイブラウンが気に入って連れてきたという経緯がある
そしてあのエルビンジョーンズとのトリオでSOMETHING FOR LESTERというえぐいアルバムまである
腰の据わったいいリズム
地を這うようなグルーブ
あくまでも重心の位置が低いんだ
そして何よりもスピード感
重たくてスピードがある
相反するものが同時にある
これが所謂黒人のリズム
たまらんです