ふんよう亭

MUGENのGENTLE NOTES ライブの帰り道ふんよう亭のシャッターが半分あいている
ここ10日ほど”しばらく休みます”の張り紙
つかつかと奥まで入って行ったのは我が女房殿
ここふんよう亭へは45年位前まだ南口駅前が闇市の名残を濃く残している頃
現在の店とは違う
(たしか新築のきれいな店に入ったんだけどすぐに汚くなった)
台湾人の太鼓腹の陽気なオヤジさん
その長男が私と同い年の今の店主
そして子供まで同い年、二人とも高校でアメリカンフットボールをしていた
よく店ではあの学校の戦術はどうか?などと話していた
あそこで修業していて故郷の札幌にふんよう亭北海道店を出した彼のところにも行ったことがある
前妻もよく知っている
そんな長い付き合い
どうやら脳梗塞とのこと
以前から血圧が高いと言っていた
今は右半身に後遺症がある
リハビリ中とのこと
今は札幌店を出していた彼が短時間手伝っているらしい
この店が無くなるとちょいと困る
一時子供が仕切っていた時期に味が落ちたと客足も遠のいた
私も足が向かなくなった
子供が別の店に就職し再度今の店主が作るようになって毎晩賑わっていた
これからという時だった