12月の銀座

12月は18日(金)
銀座MUGEN
出演 GENTLE NOTES
です、お時間ありましたらお越しくださいませ
いつもの時間いつものメンバーでお待ちしています
突然ですが沖縄と奄美では音階が違う
沖縄はドレミの音階でいえばレとラがない5音階
ハイサイおじさん で有名なあの音階
奄美はファとシがない5音階つまり世界的なペンタトニックスケール
そもそも島歌というのは村ごとをシマといいそれぞれの島歌があった
シマというのはヤクザの使うシマと同義
その中で里アンナという奄美の若い子が評判らしい
正統的な奄美島歌の伝承もさることながら、ポップスを歌うことにも力を発揮するらしい
竪琴を弾き三線を弾き歌うという
竪琴は本土の琴を小さくしたような琴を立てて弾き且つ歌う
ビジュアル的にも新しい
弘太郎は早くから沖縄音楽に傾倒してついにはネーネ―ズの音楽監督までなってしまった
沖縄に入り浸っていた頃よく明け方に酔っ払って電話してきたと奥方が言っていた
(あの酒の極端に弱いあいつが)
確かに沖縄はいいとこだし民謡もいい
しかし私にはあまりにも遠い
あのゆるい生温かい感じはいかにも遠い
だから弘太郎はひかれたんだろうが私は何かスピードをずっと追い求めていたからかもしれない
マイルスはポルシェに乗りボクシングをやった、すべてスピード感の為だ
里アンナのライブ映像を見ながら私だったらどう処理するだろうかと考えてしまった
もちろんスピードのあるリズムアレンジということだが
悠々と流れる時間軸の歌に対比するスピード感のあるリズムアレンジ
言ってみれば朗々とお坊さんが発する声明(しょうみょう)に小節を区切り拍子をつけノリを付けてゆく
そんな感じだろうか