映画LOVE&MERCY

観てきた。
ビーチボーイズ、ブライアン ウィルソンの物語。
ビーチボーイズと言えばすぐに鳴るのはサーフィンUSA、スローはサーファーガール。
サーフィンUSAの方はガキの頃、一切合財USAなどとコーラス部分をよく歌っていた。
西海岸サウンドの草分けがビーチボーイズだ。
白人R&R、後のドゥ―ビーブラザースやイーグルスなどに多大な影響を与えた。
青い空白い雲透き通った風。
映画自体は超ヘビー。
カリフォルニアサウンドの軽快さからは程遠い内容だった。
BEATLES以降ビーチボーイズが大きな影響を受けた。
映画の中でもROBBER SOUL聞いたか?
などとやりあっていたっけ。
コード進行やサブドミナントマイナーの使い方などに見て取れる。
BEATLESアメリカ黒人音楽をよく聞いている。
以前にもここで書いたが、NEW ORLEANSのソウルバンド”MEETERS”をポールの船上結婚式に呼んでライブさせている。
(リンダとの結婚)
BEATLESは同じR&Rでもチャックベリーに代表される黒人R&Rをよく聞いていたと推測する。
野蛮な表現や野蛮なリズムを真似していたように思う。
R&Rにもヒルビリーとロカビリーとがある。
ヒルビリーの方は白人カントリー&ウェスタンから派生したR&R.
ロカビリーの方は黒人ブルースから派生したR&R。
それらが混然となってエイトビートのR&Rが生まれて行った。
私はビーチボーイズベンチャーズのレコードは持っていない。
毎日どこかで耳にすることができたから。
自分で初めて買ったレコードはもちろんBEATLES
そんなんでこの映画はまあまあか。
J Bの映画が食傷ぎみだったので、ヘビーな内容もしょうがないか。
セッションに至っては何も言うことがでない。あきれた。
バードマンはやはり全編ドラムソロで美しい音がたまらなかった。
愛しのフリーダのような心にしみる映画がすきなんだが。
次はジョンレノンからの手紙か。