鶯宿

盛岡から20KMぐらいのところにある温泉。
駅近くには”おすく”と振り仮名がふってある。
ホテルにはおおしゅくと書いてある。
こちらはおそらく標準語だろう。
地元の人は東北訛りで”おすく”というに違いない。
仕事で行ったのは、鴬宿温泉のバカでかいバブリーなホテル。
食事した部屋には掘りごたつ形式のオンドル。そして天井は木目の同じ一枚板。
この日は我々やスタッフ、マネージャー、歌手などで部屋もたくさん使ったのに、まだまだ余裕があった。
いつ頃作ったのかわからないが、団体旅行向けの古い商売の感じがする。
熱海あたりではこの手は廃屋然としている。
仕事が発生すればあれこれ考えなくてもいいのだが。
なにもないところにこの大きなホテルは?
と小首をかしげたくなる。
いかんいかん。
二枚看板のディナーショー。
私だけ両方とも伴奏することになっている。
この組み合わせはいつもそうだ。
なぜなのかはわからない。
一回公演。
夜は打ち上げつき。
地酒をたっぷりいただきました。
この日は雪が舞って、冬本番といった風情。
完全防寒の上で、最後は熱燗を。
温泉も入りご機嫌で帰りました。