那須その後

入笠山から那須に変更になった山宴会は無事終了。
1日の夜に出発した。
私は昼間トレーニング中あまりの調子悪さに夕方からすでに出来上がっていましたね。
11時頃出発し明け方3時過ぎに着いた。
そこから掃除を始め風を通し、カビを追い出し、テーブル、ソファー椅子を出し、もう寝ようと言いつつも乾杯。
私は前の日から3回目のビール、さすがに吸い込み悪くすぐにスコッチへ。
早く寝ようなどと言いながらも6時過ぎまで宴会。
やはり持って行ったゾウさんギターで盛り上がり。
私とI君で子供のおもちゃの取り合い状態だ。
O君とK君は目を閉じて首を動かしながら聞いている。或いは寝ている。
この別荘はO君の父上が残したもので、来るまで気にしなかったが私も何度か来ている。
8時過ぎには皆起きて、買ってきたパンとドリップ式コーヒーを飲みいざ出発。
睡眠時間ほとんど無し。
随分と歴史のある鹿の湯で温泉堪能。
ここは41度から1度ずつ上がって48度まであるが、私はいつも41度にちょっと入り、42度にカラスの行水で終了。
板の間に深い湯船、奥の温度の高い方を見やると、まるで一枚の浮世絵を観ているかの錯覚を覚えるほどだ。
温泉は体に効くというが、私は体に劇薬で刺激を与え、自らの回復力を呼び覚ますことではないかと思っている。
だからちょっとだけでいいのだ。
O君のイメージで那須岳の上の方までいき、紅葉狩をと車を走らせる。
当然ながら温泉は火山の近くにある、那須岳はその異様な姿を中腹以下赤く染め上げてそびえたっている。
しかもI君の腕時計の高度計には1600mと出ている。
さすがに少し肌寒い。
ここは日光国立公園なのだ。
ベンチに座り景色を愛で会話を繰り返す。
さあどこかでソバを!
ふもとまで降りO君の案内で地元のそば屋へ。
O君の車に一緒に便乗して一台で動いている。
O君の勘定をほかの3人で持つことを条件に、私はもりソバに地酒、山菜の盛り合わせにこんにゃくの味噌おでんをつまみで。
I君はビール、K君は私と同じ。
運転するO君には申し訳ないがやはり酒はうまい。
しん生曰く”おら〜バカ飲みはしね〜、一升五合もありゃ〜たくさんだ”
これは、ここんところの私の常套句、何回も使う。
パクリもだんだん自分のものと化す。
飲んだのは一合だけです。
丁度昼時だったので混んでいたが、そんなに待たずに出てきた。
値段も手ごろでなかなかいい店だった。
隣のテーブルに家族3人連れが来た。
男の子はゲーム両親はスマホ食い終わるまで会話は一切なかった。
私達はずっとしゃべっている、そして静かに笑う。
満腹になりスーパーへ買い出しへ。
私は妻が地元の野菜をというリクエストに応えるべく、クレソン、パセリ、わさび菜、ブロッコリー、などをゲット。
さあ帰って火おこして鍋の準備だ。
I君が何やら鳥肉を出してきて串打ちをしだした。
O君も七輪に火をおこすべく炭をコンロであぶりだした。
出かける前からアンコウなべは決定していた。
白菜、白ネギ、豆腐などでにぎやかに。
まさに寝る間を惜しんで遊んでいる。
明日は早めに出て、渋滞前に帰ろうと意見が一致。
細胞の隅々まで活性化された。
イイ空気、マイナスイオン、紅葉狩、強い硫黄の温泉、そしているべくしている友人達。
O君は健康で丈夫で節制もしているから一番長生きするだろう。
故にみんなO君に看取ってもらおうという話になった。
今度こそ入笠山で山宴会を!
オーっ!
おっと、昨日品川きゅリあんでもらった森進さんのバースデーケーキ食い忘れているぞ。