ベースの話し

ハイドン(1732−1809)などと同じ時代の作曲家でディッタ―スドルフという人がいる。(1739−1799)
この時代にコントラバス協奏曲を書いている。
ニ長調だからベースの第2弦の解放弦とハモニクスを多用してる。
ロウポジションからハイポジションまで瞬時に移動しなければならない。
永らくクラシックオーケストラのベースオーディションには、必ずというぐらいの課題曲だった。
いまでもそうかもしれない。
YOUTUBEでいろんな演奏を覗いてみたがパッセージ早くだいたいおさまらないのが多い。
大変な難曲だ。
中にはオケと演奏してるが、ボロボロのもある。
有名なコントラベース奏者なのにである。
一方ジャズオーケストラのベースオーディションにはALL THE THINGS YOU AREという曲のランニングで可否を決めたらしい。
今ではアメリカにも日本にもレギュラーのフルバンドはない。
小節がまず半端(36小節)、4種類のKEYCHANGEがありなかなかの曲だ。
昔は”いびり”というのがあってバカ早でやらされたりもしたらしい。
私はあまりうまく弾けないがわりとこの曲は好きだ。
今夜のMUGENではどうだろうか。
雨の中イタリア女抱えて行きます。