J.S、BACH

エンタメ小節を行きすぎた。
村上春樹、1Q84
百田尚樹、モンスター、永遠のゼロ
大沢在昌、眠たい奴ら、影絵の騎士
面白い、だけどバッハの伝記。
バッハと言えば音楽室の最初に肖像画が飾ってあった。
イギリス議会で使用するカツラのような頭が印象的。
12平均律登場後、極めて数学的作曲をしているところが見受けられる。
順列組み合わせ的部分もありあり。
しかしこの天才は譜面を書く紙をとても大事にし、あまりの細かさに皆驚いた。
細かい音符を丁寧に書く、一方では子沢山という一面も。
つまり相反するものを同時に持っているのだ。子供のような純粋さと、狂気(JACOはたしかにそうだった)
バッハと言えば私がすぐにイメージできるのは、
GLENN GOULD
PABURO CASALS
もうひとりANGELA HEWITT
ということになる。
グレングールドはフレンチスーツをはじめバッハのピアノ曲を数多く弾いている。
彼のピアノを聞いているとその狂気を孕んだ演奏はジャンルは違うがジャズピアニストのバッドパゥウェルをイメージする。
フレーズを弾くスピード感、誰にも先は行かせない、という自己顕示力。
いまでもその印象は変わらない。
カザルスは言うまでもないチェリスト
バルセロナの楽器屋で偶然バッハの無伴奏チェロ曲の譜面を見つけ、埋もれていた大作を演奏したあまりにも有名な人。
私はカザルスの演奏するモーツアルトシューベルト、ベートーベン、ブラームスシューマンも聞いた。
やっぱバッハでしょ。
アンジェラ ヒューイットはゴルトベルグがとてもいい。
これらはいまでもよく聞く。
耳を一旦ニュートラルへ戻したり、練習だろ!と叱るためだったり、いずれにしても素直な時に聞いている。
私は無宗教だが、ナポリの古い教会でパイプオルガンによるバッハを聞いた時、敬虔な気持ちを理解した。
それは葬儀で広い寺できく坊主の声明を聞いた時と似た感覚だった。
私の3Bは。
BEATLES BACH BONA(RICHARD BONA )ということになるだろうか。
BONAに関しては又の機会に。