裾野市へ行ってきた

生まれて初めて御殿場線に乗った。
ロマンスカーは乗ったことある、がしかし御殿場行きはない。
しかも御殿場駅はJRの管轄。
岩波という駅まで行き降りた、がタクシーがいない。
駅員に電話を聞きに行きタクシー会社へ電話。
この時間待つしかないと言われ、とりあえず待った。
駅前は居酒屋、不動産屋、旅館、カラオケなどがあるが、すでに開店休業状態。
ここに来るまでの電車内では駅員のいない場合は運転手に切符を渡し、或いは定期を提示してくれと、車内放送。
ワンマンカーなのでドアがあかない場合は前降り、電子カード(スイカなど)は使えないよ、と。
一体いつ頃開けたのかしら。
バブル期に別荘買って人口が急増したとか、見渡したところ何にもないから、私の推測はあたりでしょう。
富士山が世界自然遺産に登録され、富士山周辺は観光客が増えているとテレビでやっていた。
私が家族でスバルラインで5合目に行った時は、道路沿いの立木は排気ガスで枯れ駐車場周辺はゴミだらけだった。
その頃なんとか早く手を打たないと大変だ、と。
(現在夏の間マイカーの乗り入れは禁止だそうだ。)
富士山は私にとってやはり特別だ。
阿佐ヶ谷団地へ降りる、ふるやと言われた石材置き場の坂から初めて富士山を見た時から、特別なのだ。
それはある日突然見えた。
それまでもそこの坂を通って小学校へ行き帰していた。
かつてない、胸のときめきを覚えた。
色気付いたのだ。
それ以来富士山はずっと私と共にある。
小学校の林間学校、中学のキャンプファイヤー、高校生で仲良し3人組みで行った西湖でのキャンプ。
子供から大人へと成長する時期の清涼な空気とすがすがしさを、今でも感じることが出来るくらいだ。
裾野市は文字通り富士山の裾野にあり、雄大な富士山を久しぶりに見た。