おひさしぶりです

近況報告 その1

 台湾旅日記以後

 イタリア行きの元になった歌手の佐藤重雄の3枚目のCD“SAKEYO”のプロデュース、アレンジを。
 キングレコード本社での打ち合わせから譜面書き、メンバーのスケジュール押さえ、リズム録りSTRINGS, BRASS CHORUS などかぶせも順調にいき、歌入れも終わり、後はトラックダウンという段階までこぎつけた。

( 著作権許諾待ちで約10ヶ月のブランクの後2010年9月キングレコードより発売。
 総勢30人のmusician を集め,慣れないスケジュール調整なども。
 キングレコード関口台スタジオの1スタ(一番広いスタジオ)において12曲録音した。
 結局10曲が今回のCDに。2曲はお蔵入り。)

 佐藤重雄のオリジナルが3曲(1曲は1枚目収録の思いでのサンバのリメイク)あとは日本の名曲を7曲イタリア語で。
 
 私のお気に入りはMASQUARADEでの塩本彰と片桐幸雄の二人のGUITARISTの共演である。どちらが塩本でどちらが片桐かは聞いてのお楽しみだが、あえて、間奏のアドリブはS,オブリガートはK,是非手に入れて聞いてみて欲しい。
もうひとつは若いフルート奏者の大田朱美だ、彼女の音は超一級品、スケールが大きく良く鳴る音は万人に愛される音だ。そしてノリの大きいリズムとスピードは世界レベルだ。

 佐藤重雄はカンツォーネ歌手として2枚のアルバムを出している。なんと今回はイタリアに発信したいということで全曲イタリア語で歌った。大変な労力である。

 今までやりたいと思っていたことの幾分かはやれたとおもう。
 自分の中ではここ何年もよく聞いているBACH、REGAE、カエターノ ベローソ、リチャード ボナ、サリフ ケイタ、などの欠片が聞こえる。
 友人などはやはりBEATLESの香り、と言うがみなさんは如何でしょうか?