どすこい稀勢の里

何でしょう
こんなシナリオは角界にはなかった
13日目に大怪我をし救急車で病院へ
誰もが休場だと思った
翌日出て来た
土俵入りの時からすごい拍手
お客さんに申し訳ないからというのがその理由
浪花節の大阪は大変な盛り上がりになった
そしてしかも本割、決定戦を制し優勝した
そして泣いた
さすがの、ちばてつやも”のたり松太郎”でこのようなシナリオを描けない
稀勢の里株大上昇
日本中が感激の渦にのまれた
鮮やかな記憶が残された
さて
残業上限月100時間、政労使が合意した
ことの発端は過労死自殺した電通の高橋まつりさんだった
医学的には月80時間を越えて発症する率が高くなる
よって80時間以上は残業やめましょう
今まではそうだった
労働基準法では週40時間労働とうたっている
つまり8時間を5日
100時間残業はこの5日、毎日5時間ということになる
つまり14時間拘束
通勤時間を考慮して残り8時間しかない
働き方改革の場できまったことだ
つまり100時間残業して過労死自殺しても合法であるということだ
会社は罪を免れる
安倍さんは”このようなことが2度とあってはいけない”
高橋まつりさんの件で涙ながらに語った
二枚舌を平気で扱えなくては政治家とは言えないのかもしれない
しかし人権や理念も語れなくては一国の最高権力者とは言えまい
国民が安心して働き、暮らせるようにするべきだ
政労使の連合は一体何をしているんだろうか