ボブディラン

ノーベル文学賞にボブディラン
当人はそのことに何も触れずコンサートで歌ったらしい
いかにもボブディランらしい
ボブディランにはそんなにはまっていない
それまでの50’のTWIST DANCE付きPOPSの明るさ、元気満開から随分と方向転換した
ブルーススプリングスティンはエルビスが肉体を開放しディランが精神を解放したと
WE ARE THE WORLDの制作ドキュメンタリーでマイケルジャクソンをはじめ歌手数人がディランの到着を待っていた
そしてディラン以外の歌手がこういうふうに唄うんだよと(スティ―ビー)
ディラン節をディランに教えるという場面があった
それは完全にディランのオリジナルだ
数曲はコードネームと歌が頭に浮かぶが、その英語のセンテンスと音の関係と、そのコード付けはこれ以上ないというとこまでそぎ落とされているし、よく練られている。
I SHALL BE RELEASED
私は釈放されるべきだと歌うこの曲は冤罪を訴える囚人を歌ったと言われている
SIMPLな歌詞SINPLEなコードSIMPLEなメロディ―
まさに天才だ
一時ディランとツアーにでたザバンドというバンド(バックバンドもしていた時期がある)
とても味わい深いバンド
彼等もまた”I SHALL BE RELEASED”をカバーしている(たしかROCK OF AGESというアルバムだった)
詩の内容や状況は別としてもイイ曲である
それは曲が持つエネルギーがそうさせているんだろうと思う。
曲は作られた時よりもはるかに広がっていくというのが名曲である
ちなみに杉高3バカのI君はその頃からこの曲が大好きなんだ(たしか今春のカラオケ大会でも歌った)
まあ日本でもディランのコピーから入ったフォーク歌手は五万といるでしょう
それだけインパクトが強く革新的だった
私は英語がよく分からないのでディランのノーベル賞については何もない
ただ世界中の天才達と同じ特徴は、シンプルなメロディ―でオリジナル感があって万民に愛される曲を作れるということだ
先日の五十嵐バンド
ドラムの斎藤純はすごかった
どんな状況でも最善を尽くすために自己主張する
その場で自分が少しでも演奏しやすくするために強く言える、それもお願いするという低姿勢
その姿に感服した
妥協は許さない、彼は何処へでも自分の楽器を持って行き、セットし万全を期す
すばらしい