なべさだ

アルトサックス奏者の渡辺貞夫さんが新譜を出した
オリジナルを持ってブラジルまで行き録音してきた
なんと音楽監督にジャキス モレレンバームとある
ポルトガル語はわからないがJをじゃとは読まないのではないか
Rもホと読むしROBERTOはロベルトではなくホベルト
たしかスペイン語ではJAPANはヤ―パンじゃなかったか、ハポンかもしれない、いずれにしてもJはジャとは読まないのでは)
それは私が大好きなアレンジャーだ
ブラジルにカエタ―ノベローソという歌手がいる(もちろん作曲もする)
そのカエタ―ノの音楽監督を長年していた
一説によると二人は恋人関係にあったらしい
あの辺のボサノバ関係の人達はバイセクシュアルは当たり前だったと聞いたことがある
天才のアントニオカルロスジョビン筆頭に
そのカエタ―ノにSO IN LOVEという曲がある(もちアメリカの曲)
それはギター一本にストリングスの大オ―ケストレイションがついた贅沢なつくりの曲
そのストリングスの素晴らしさはたまらない、モレレンバームの真骨頂
譜面の作りもそうだろうがその血が騒ぐようなエネルギーの発露といった表現にノックアウトされる
そして彼は有名なチェロ奏者でもあるわけだが”MANHATTAN”という曲ではカエタ―ノの歌とチェロ一本というすごいテイクもある
以前そのチェロを完全コピーしたことがあるがたまげました
発想、アプローチなど全く異色でとんでもない音使い、よくもカエタ―ノも歌ったもんだ
そんな大好きなジャキスモレレンバームが携わっているナベサダのNATURALLYというアルバムもそうだが、発売記念ライブで12月にブラジル人メンバーを連れて日本に来るとなれば行ってみたいなあ
彼は日本のストリングスを指揮するらしいが
できればチェロも弾いてほしいもんだ