映画 CHEF 

観てきた。
日比谷東宝シネマシャンテ
向かいの東宝ダンスホールには昔よく出てた。
ちなみに本日はノーチェクバーナ。
昔は有馬徹&ノーチェクバーナといった。
有名バンドだった。
このCHEFはラテン音楽が売りらしい、何かの暗示か。
のっけからNEWORLEANS に行くという話にバックではMEETERSの曲をリアレンジしたものが。
(最終的にはNEWORLEANSへ行ってフレンチマーケットのカフェルモンドでベニエを10才の息子と食う、かつて私も食った)
私の知っている子供の頃から親しんだアメリカがここにある。
映画はお勧め。
映像もきれい、女もきれい。
物足りないという評価もあるらしいが私的には安心して観ていられた。
うたい文句は料理&音楽。
ラテン音楽を強調しているらしいが、ちゃんと頭から弾くベースパターンだからこちらも安心して聞ける。
本物はほとんどが頭抜きのベースパターンだ。
途中デビッドサンボーンがカバーして話題になったことがあるBANG BANGなども野蛮な黒人臭を残しつつ悪くない。
最後から2曲前のオエコモバはサンタナで大ヒットした、大ノリ曲。
当時の東京のキャバレー、ナイトクラブではほとんどのバンドが毎晩演奏していた。
アフロキューバン、サルサと言ってもちゃんとアメリカ料理してあって、その気の使いようにびっくりした。
マイアミではほとんどが英語ではなくスペイン語
ビールじゃなくてセルベッサだぞと、同じなんだけど。
映画は娯楽。
現実から遊離してはじめて楽しめると思う。
明るいハッピーエンドが物足りないと言わせてるのかも。
音楽ディレクターのセンスのよさよ、素晴らしい。
やっぱ男の子じゃないと絵にならないかもね、女の子だと別物になる。
あとは観てのお楽しみ。
ついでに食堂”いわさき”で飯食って帰った。(映画館近くの路地に昔からある)
この食堂からのれん分けした溜池の交差点近くの店に宇部興産時代によく行っていた。(40数年前)
その話をしたら女将さんはお礼を言った上で、”またお寄りください”と言ってくれた。
久し振りに胃の許容量越えたメシ、全部食った。
うまかった。