2度目の台湾

台湾資本のLCC航空の羽田発着便で台中、台北、台南と行ってきた。
成田ではなく、羽田というのが気分的に楽だ。
事前にもらった行動表には松山空港とあるがこれは台北にあるSONSHANという国際空港のこと。
愛媛で乗り換えたりはしない。
一昔前の日本の国際線ステゥワーデスみたいな、可愛い元気な健康的な女の子達。
グリーンを基調とした品のいい制服もGOOD。
台湾資本の航空会社とはいえ全日空とタイアップしていてマイルはたまるらしい。
まずは台北からバスで台中へ移動、当然田植えはとっくに終わっている。
かなり育った稲が美しい緑色を風に揺れている。
ここ台中のホテルは前回来た時も泊ったSPRENNDER HOTEL
ポルトガル人が台湾島を初めて発見し、ILH,FORMOSA(なんて美しい島だ)と叫んだ時からの影響が残る。
パティオがありFORMOSA(麗しい島)と刻印がある。
2年前よりだいぶ洗練された感じがする。
それは、朝食会場でもはっきりと感じた。
この夜は地元高級料理屋で歓迎会をしてもらった。
独特の臭みはあまりかんじなかった。
なんせ高級料理。
そして翌日は台湾大講堂でコンサート。
リハーサル後街へ繰り出し、イタリア、フランスレストランでステーキコースを堪能。
これは自前。
4000人収容の会場は一杯でした。
そして公演終了後バスで台北に移動。
これから3日間ここオオクラホテルで優雅に。
会場は前回も来た国際会議場。
こちらは3000人収容。
そして見知らぬ街を歩く。
私はどうやら知らない街を無目的に歩くのが好きらしい。
ここオオクラ周辺は東京でいえば銀座、高級ブティック、高級カバン、高級服など名前はよく知っている店ばかり。
結局ホテルのすぐ裏のセブンイレブンで涼みながらコーヒー。
前回時セブンイレブンがたくさんあること、安心、安全、涼しい、安い、ことをインプットしていた。
スタバー80$セブンイレブン50$、250円と150円の差。
夜は居酒屋ふう海鮮屋でメンバーだけで打ち上げ。
前回にこの手の居酒屋で安心して飲めたので、迷わず入る。
しこたま飲み食いして320$(1000円パー)
翌日もここで有志で打ち上げ。
SAXのIさんは隣の地元の人の食う鍋を分けてもらって食べていた。
生命力が違う、わたしは飢え死にしてしまうかもしれないと頭のすみで考えた。
翌日もまた国際会議場、終了後ホテル内のバーで打ち上げ。
今回は日本からもJTBのツアーでファンがたくさん来ている。
歌手のMさんはいまだに大人気だ。
そのファンとの打ち上げ、ファンはお疲れでしょうからと早々に引き揚げた。
我々は腰を落ち着けて。
明日は朝から大移動。
台北、台南間は日本製新幹線で移動。
台南はヤシの木やパイナップル畑などがよく似合う南国。
高雄はもっと南だが、暑いことには変わりがない。
真ん中に北回帰線が走り、北は亜熱帯、南は熱帯となっている。
それでも夏は30度というから東京の夏より気温は低めだ。
テレビでは夜にかけて低気圧が通過するため雨、風に注意とある。
もうすでに雨が降り始めている。
ここもオオクラと同様NHK BSが映るので日本語でテレビが見られる。
明日朝から再び新幹線で台北へ行き松山空港から羽田へ。
いくら近いと言っても12時間は覚悟。
すでに台北のスーパーマーケットでウーロン茶を数種ゲット。
東方美人茶、高山茶、凍頂ウーロン茶、そして最高級の阿里山茶。
さあタミフルの原材料のハッカクの匂いともおさらばして帰ろう。
リュック状にしたバッグ、片手には黒タキシード、コード、チューニングメーター、ボリュウムペダルとかが入っているユニフォームケース、もう一方にはハードケースに入ったエレキベース、一人20kgといわれた制限も5kgオーバー。
まるでジャンケンで負けた小学生が友人の荷物も持って歩いているようだ。
案の定乗り換えた中央線も物凄い混雑だった。
こちらは修行僧のごとく。
すいません、おりまーす。
と大声で。